〒004-0041 北海道札幌市厚別区大谷地東5丁目2-8 サンレジデンス102
札幌市営地下鉄大谷地駅徒歩5分/駐車場:専用駐車場あり(4台)ロードヒーティング完備
朝の静寂を切り裂くあの首の激痛。「寝違え」を単なる筋肉のコリや微細な肉離れと考えているなら、それは現象の半分しか見ていないかもしれません。実は、首の骨をつなぐ精巧なジョイント部分である「椎間関節(ついかんかんせつ)」のトラブルこそが、寝違えの真の黒幕であるケースが多いのです。
首の骨は7つの骨が積み重なってできています。それぞれの骨の後ろ側で支え、スムーズな動きを可能にしているのが「椎間関節」です。この関節は薄い関節包という袋に包まれ、中には潤滑油の役割を果たす滑液が入ってます。
寝違えの多くは、この椎間関節の「捻挫(ねんざ)」や「嚙み込み」です。不自然な姿勢で長時間寝てしまうと、関節包が引き延ばされたり、急性の炎症を引き起こします。筋肉が痛むのは、その関節を守ろうとして周囲の筋肉が「防御性収縮」という過度な緊張を起こすため。つまり、筋肉の痛みは二次的な結果であることも少なくありません。
なぜ、起きているときには起こらないような関節のトラブルが、寝ている間にだけ発生するのでしょうか。そこには睡眠サイクルの妙が隠されています。
〇レム睡眠中の「無防備な首」
レム睡眠(身体の眠り)の間、脳は夢を見て活発に動いていますが、全身の骨格筋は完全に脱力しています。これは、夢の中で走っているからといって実際に足が動かないようにするための安全装置です。 しかし、この「完全脱力」が首にとっては仇となります。 筋肉という天然のコルセットが外れた状態では、頭の重さがダイレクトに椎間関節や靭帯にかかります。枕が合っていなかったり、変な角度で首が折れ曲がっていたりすると、関節に持続的な剪断力(ズレる力)が加わり、関節包が傷ついてしまうのです。
〇ノンレム睡眠中の「寝返りミス」
一方、ノンレム睡眠(脳の眠り)では、脳を休めるために成長ホルモンが分泌されます。この時期には筋肉に適度な緊張が戻り、私たちは「寝返り」を打ちます。寝返りは、関節の圧迫をリセットするための大切な自浄作用です。 ところが、過度の疲労や泥酔状態にあると、この寝返りがスムーズに行われません。重い頭を乗せたまま関節が一点に固定され続け、血行が途絶えます。そして、ふとした拍子に寝返りを打とうとした瞬間、固まった関節に無理な力が加わり、「ギックリ腰」ならぬ「ギックリ首」が完成するのです。
筋肉だけの問題か、関節も痛めているのかを見分けるサインがあります。
寝違えのメカニズムが「筋肉」と「関節」の複合問題である以上、対策も多角的に行う必要があります。
椎間関節の炎症がある場合、無理に動かすのは禁忌中の禁忌です。
寝違えは、私たちの睡眠の質や日頃の姿勢を映し出す鏡のようなものです。レム睡眠中の脱力、ノンレム睡眠中の寝返り不足、そして椎間関節への過負荷。これらが重なったときに、首は悲鳴を上げます。今まさに痛い方、繰り返す寝違えにお困りの方はぜひご相談ください!
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