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「午前中は大丈夫なのに、夕方になると首や肩がつらい」
「パソコン作業が続くと肩が重くなってくる」
「仕事が終わる頃には首を動かしたくなる」
デスクワークをしている方の中には、このような首・肩の症状を感じている方もいるのではないでしょうか。
症状が出ると「姿勢が悪いから」「肩がこっているから」と考えやすいですが、デスクワーク中の姿勢だけを見て原因を決めることはできません。
何時間くらい作業すると症状が出るのか、姿勢を変えるとどうなるのか、休日にも同じ症状があるのかなども身体の状態を考えるための情報になります。
今回は、デスクワーク後に首や肩がつらくなる場合に確認したいポイントについて解説します。

デスクワークでは同じ姿勢が続きやすい

パソコンを使った仕事では、画面を見ながらキーボードやマウスを操作する時間が長くなります。
仕事に集中していると、気づかないうちに同じような姿勢が続くこともあります。
このような状態では、「姿勢が良いか悪いか」だけではなく、同じ姿勢をどのくらい続けているかという点も考える必要があります。
背筋を伸ばした、いわゆる「良い姿勢」であっても、それを長時間変えずに保とうとすると身体がつらくなることがあります。
大切なのは、常に一つの正しい姿勢を保つことではなく、身体の状態や作業に合わせて姿勢を変えられることです。

午前中と夕方で違いはありませんか?

首・肩の状態を考える時には、「仕事をすると痛い」というだけでなく、症状が現れる時間にも注目してみましょう。
例えば、
「朝はほとんど気にならない」
「昼頃から肩が重くなる」
「夕方になると首までつらくなる」
「帰宅して仕事から離れると少し気にならなくなる」
といった変化があるかもしれません。
反対に、仕事を始める前から症状がある方や、休日にも同じようにつらい方もいます。
いつ症状が出て、何をすると変化するのかを確認することは、首・肩の状態を考えるうえで大切です。

「姿勢が悪いから痛い」と決めつけないことも大切です

デスクワークで首や肩がつらくなると、猫背や頭の位置などが気になる方もいると思います。
もちろん、仕事中の身体の使い方を確認することは大切です。
しかし、「この姿勢だから首が痛い」「猫背だから肩がこる」と姿勢だけで症状の原因を決めることはできません。
同じような姿勢で仕事をしていても、症状の有無や程度には個人差があります。
そのため、見た目だけを無理に「正しい姿勢」へ直そうとするより、現在の身体の動きや症状が出る状況を確認することが重要です。

パソコンや机の環境も確認してみましょう

毎日のデスクワークで症状が出る場合には、身体だけでなく仕事環境も一度確認してみてください。
例えば、
・画面が身体の正面にあるか
・画面を見るためにいつも同じ方向を向いていないか
・椅子と机の高さが極端に合っていないか
・マウスが身体から遠い位置にないか
・ノートパソコンを長時間のぞき込むように使っていないか
・休憩をほとんど取らずに作業を続けていないか
などです。
設備をすべて買い替える必要があるとは限りません。
まずは、毎日どのような姿勢や環境で仕事をしているのかを確認することから始めてみましょう。

首を動かすと左右差はありませんか?

デスクワーク後に首や肩がつらい方は、首の動きも確認してみましょう。
無理のない範囲で左右を向いた時に、
「片方だけ向きにくい」
「最後まで向くと首が痛い」
「首だけではなく身体ごと向いている」
といった違いがみられることがあります。
また、上や下を向いた時に症状が出る方もいます。
左右差や動かしにくさがあるからといって、それだけで原因が分かるわけではありません。
ただし、痛む場所だけでなく、実際に首がどのように動いているのかは身体の状態を考えるための情報になります。

休憩や身体を動かした後に変化するかもポイントです

長時間座っているとつらいけれど、一度立って歩いたり身体を動かしたりすると楽になる方もいます。
反対に、休憩を取っても症状がほとんど変わらない方もいます。
こうした違いも確認してみてください。
例えば、「何分おきに休憩すれば絶対に肩こりを防げる」という一律の答えがあるわけではありません。
まずは長時間同じ姿勢が続いていることに気づいた時に、一度立つ、少し歩く、無理のない範囲で姿勢を変えるなど、同じ状態を続けない工夫から始める方法があります。

強く揉めば楽になる?

首や肩がつらくなると、自分で強く揉んだり、家族に押してもらったりする方もいると思います。
一時的に気持ちよく感じることはありますが、「硬いところを強く揉めば原因が取れる」とは限りません。
また、強く押すことでかえって痛みが増す場合もあります。
デスクワーク後の症状を繰り返している場合には、つらい部分だけに注目するのではなく、どのような状況で症状が現れているのかを確認することも大切です。

手のしびれや力の入りにくさがある場合

首・肩のつらさだけではなく、腕や手にしびれを感じる場合があります。
しびれがあるからといって原因を一つに決めることはできませんが、単なる「肩こり」と自己判断しないことが大切です。
特に、しびれが徐々に強くなっている、手や腕に明らかな力の入りにくさがある、細かい手の動作が以前より難しくなっているなどの場合には、医療機関での確認を検討してください。

医療機関への受診を優先したい場合

デスクワーク後に首や肩がつらくなる場合でも、症状によっては整骨院・鍼灸院だけで判断せず、医療機関への受診を優先した方がよいことがあります。
例えば、強いしびれや力の入りにくさがある場合、歩きにくさなどを伴う場合、発熱や強い体調不良を伴う場合、突然の強い頭痛など普段とは異なる症状がある場合、安静にしていても強い痛みが続く場合などです。
また、症状が急速に悪化している場合にも医療機関で原因を確認することが大切です。

当院では「仕事をするとつらい」だけで判断しません

大地鍼灸整骨院では、「デスクワークだから肩こり」「姿勢が悪いから首が痛い」と最初から原因を決めることはありません。
まず、どこがつらいのか、何時間くらい仕事をすると症状が出るのか、午前と夕方で違いがあるのか、休日にも症状があるのか、姿勢を変えたり身体を動かしたりすると変化するのかなどをお聞きします。
そのうえで院内では、実際に首を動かした時の状態や左右差などを確認し、必要に応じて肩や肩甲骨周囲などの状態も確認します。
「デスクワーク=姿勢が悪い」と決めつけるのではなく、症状が現れる状況と実際の身体の状態を合わせて確認し、その方に合わせて施術方法を考えることを大切にしています。

まとめ

デスクワーク後の首・肩のつらさについて考える時には、「姿勢が悪いから」と一つの原因だけで考えないことが大切です。
何時間くらいすると症状が出るのか。
午前と夕方で違いがあるのか。
姿勢を変えるとどうなるのか。
首を動かした時に左右差があるのか。
休日にはどうなのか。
こうした違いも身体の状態を考えるための情報になります。
大地鍼灸整骨院では、症状名や見た目の姿勢だけで判断せず、症状が出る場面や実際の身体の動きを確認しながら、その方に合わせて対応を考えています。
「仕事の後になると首や肩がつらい」「以前よりデスクワークを続けるのがつらくなった」という場合には、お身体の状態についてご相談ください。

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